2004年09月09日

ライブドアとの熱い夏

いろいろあったけど、とりあえず合併合意ということでこの問題もお手打ちかな。

俺は野球には殆ど興味がない人間なのだが、現在請けている仕事のひとつにG軍関連のものがあって、けっこう大きなウェイトを占めているので、無関心というわけにもいかないのだ。そのうえ Livedoor-blog & メモライズ統合という、メモラユーザにとっての重要な出来事もあったので、否応なしに関わらざるを得なかったというのも正直なところ。

今振り返ってみて、いったいあれはなんだったのだろうか、と思う。思えば俺たちの迷走はメモライズが亡くなるという唐突なニュースから始まった。日記に関しても、ライブドアからジュゲムからシーサーからココログから、未だに渡り歩いてる人も居るだろう(俺かよ)。前にも書いたようにメモライズ的には立派な「刺し違え」だったと思うけど、お陰で僕等は大変だったのだ。

それにしてもなぜ俺たちは、こんなにもアツクなってしまったのだろう?スタッフの不手際や不用意な発言もあるだろうが、なにより、そのキャラによるところが大きいんじゃないかな。どこか彼等は胡散臭い(by 三宅氏)というか、鼻持ちならない感じがあるのだ。俺個人は人を年齢で区別する人間ではないが、関わっているスタッフがみんな若いのに偉そうということも、一般的には、なんかムカツクという要素になるだろうし、なによりその風貌というか印象が、とてつもなくマイナスイメージを撒き散らしてるのである。何か言ってやりたくなるのだな。まさに「人は外見である」なのだ。

よく○ちゃんねるとかで、このような「祭り」になったりするけれど、結局何も起こらず、終わってみれば、一般人のネットでの騒ぎなんて取るに足らないものなんだな、といつも空しさが残るだけ。
これは署名運動とかデモとか、どれも同じだね。一般人の力なんて、特に日本では本当に取るに足らないものなのだ。堀江氏を叩こうが家入氏を叩こうが球団合併反対!とデモをしようが、結局は何も変わらないのである。ネットでの動きが何か大きな動きに発展する、なんて幻想。そういうことをしてるうちは、俺たちもただの雑魚に過ぎないのだ。

僕の友人(Bass プレイヤー)が口癖のようにいつも言っている言葉がある。「反体制は体制を崩すことはできない。体制自らが体制を崩す」というもので、実に言い得て妙であると思う。特にここ日本では、今の世界を変える道はそれしかない、とさえ思う。ここ何十年、反体制と呼ばれる人々はいったい何をしてきたか。体制側に悉く反対し、いたずらに議論を引き伸ばし問題の解決を遅くした。あまりにうるさいから、と大事を任せてみると、A島(元)都知事のような有様。結局やつらは何もできないのだ。堀江氏には、そんな「反体制のエース」みたいにはなって欲しくない。

本当に何かを変えたいと思ったなら、その世界に入ってしまうことだ。真の革命家は陰で武器を集めて武装したりしない。猛烈に勉強してエリートコースに進むのだ。そして自ら改革に着手するのだ。俺たちがネットでブツクサ言っている隙にも彼等は猛烈に勉強しているのだ。堀江氏のような人にはそれが可能なのである。堀江氏の真意は俺にはまったくわからないが、何かをしたいと思い、その実現のためメインストリートの旧道に挑み、その土俵上に登ろうとしている彼の心意気というか発想は、十分素晴らしいのじゃないかな。問題は彼自身ではなく、そういうことをする人間が今のところ、彼のような人くらいしかいないということなのだ。数が少ないから意見も偏り勝ちだし彼らだけが目立つ。みんながこの方法論に気づいて猛烈に努力し、自分の道を好きに選べるようになって参戦できるようになれば、その瞬間から世界が変わるのだ。

以前サポセンのバイトの話を書いた。そこで驚いたのは、理不尽な質問をしてくる人ではなく、まったく無関係の、例えばその製品ではなく会社そのものへの意見とかを言ってくる人が多いことだった。ここは苦情受付係じゃなーい!と言いたかったが、考えてみると一般の人が、企業やメディアそのものに対して直接意見を言う機会など皆無に等しいのだな。ネットで叫びまくるくらいしか方法はないのである。それでも相手が聞いてくれるかと言えば、○ちゃんねるの祭りが何も生まないのと一緒で、誰も耳を貸さないのだった。○芝クレーマー問題で、みんな言えば聞いてくれるんだー、とか幻想を抱いただろうが、結局その後も何も変わらないんである。

破格の値段(らしい)で株を売り、社長が親しみやすそうな姿で露出し、日々企画を立てて必死にお祭りを作り出そうとしている、今のライブドアの姿は微笑ましいものがある。彼等は会社ではなくサークル的な「堀江組」を作ろうとしているのかもしれない。問題は確かに多い会社かもしれないが、彼に負けたくない、文句がある、というなら頑張って自分も参戦すればいいのだ。彼を潰そうと思うなら方法はそれだけだ。デモや署名運動やネットの書き込みをやっている暇があったら、同じ土俵に上がることを考えろ、と。

…まあ言ってみたいわけだな。
marcomusi at 00:01 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | livedoor blog の熱い夏
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