2005年05月04日

そこに居ない人

こんな事件がありましたね。

集団の中に於ける孤独というか。自分はここに確かに居るのに、周りの人にとっては居ないも同じ、つまり居ない人にされてしまうってこと。

これってどういうことだろう、と。ずっと考えてきた。

ちょっと前にも、電車の中で化粧する女の人が増えたことに関して世の中で話題になったことがあった。いろんな人がこの行動について分析していたようだが、いちばん的確だったのは「彼女らにとっては周りの人は居ないと同じ」ってことだった。知り合いじゃない人は彼女らにとっては居ないと同じなのだ。オレは更にこうも思う。彼女らにとっての恋愛または交友対象外である人も、居ない人に含まれてるな、と。知らない人だけじゃなく、周りをざっと見て、自分に一生関係がなさそうだと思う人に対しても「居ないと同じ人」扱いしているのだ。

これはとっても面白い現象なんだよね。別に女性じゃなくても誰でも、例えばサークル内の新入りとか。場違いに若者の集団に一人だけ混ざってるオヤジとか。いろいろありうるわけ。
オレはいつも創作をするときに「どうすれば、こういう人たちに 見える人扱い してもらえるだろうか」ということを考えてる。


オレは昔から一貫して、自分の作品の中で「Communication Breakdown」ということを表現してきました。同じ日本語を話しているのに、まったく相手に伝わっていない。その空しさみたいなこと。こないだの新作もそうですね。あれのテーマを「恋愛」と見てもいいのですが、そうするとちょっと世界が狭くなるのですよ。でも、そう見えてしまうなら、作った自分の力不足ですね。次に頑張ります、としかいえないな。

でね。オレは、自分に無関係な人を「そこに居ない人扱い」するほうの人に 実は憧れてた のだ。そんなことをできるくらい自分中心に生きられる人。羨ましいです。

オレには、そんなことは「故意」にしかできない。だから「自然」にできる人が羨ましかったのだ。
そもそも昔は、それを自然にできる人がこの世に居るとは思ってなかった。それをやってる人は絶対「わざと」だと思っていた。でも違ったのだ。すごいね。天然こそ最強なんだよな、と思う。


サポセンブログ さんが良いことを書かれていました。

ウチのクレーマー記事も良ければどうぞ。


電車関連ということで大変興味深い記事を。
席を譲らなかった若者らくだのひとりごと さんより)


この記事は、他のブログ用に書いて放置していた原稿を、今回の事件を受けて当ブログに修正Upしたものです。なので多少「裏」ブログキャラとは色合いが異なることを一応お断りしておきます。
marcomusi at 13:06 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 雑記
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迷惑行為ですか?
Excerpt: 先日、駅の構内で化粧していた女性(22歳)がその事を注意した女性(65歳)に逆ギレし、肩を揺さぶってふらつかせ、入線して来た電車に接触させて重傷を負わせたというニュースが報じられた。逮捕された容疑者は..
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Tracked: 2005-05-04 16:57
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