2005年04月09日

ひらがな自治体4倍増

いつもネットの話題ばかりなのでたまには新聞で見つけた話題でも。とはいっても、これは4月2日でちょっと古い話題。それに新聞で発見してもスキャンするのもメンドいし、結局同じ記事と思われる 配信バージョン を探して貼るしかないのよね。うーむ。

さて本題だけど、これに関してはオレ等は反省しなくちゃいけないだろな、と常々思ってる。この手のニュースを聞くたびチクリと胸の奥が痛むね。

何故かというと、若者は知らないだろうけど80年代前後っていう時代がかつて日本にありまして。軽いことが良い事だ、みたいな風潮が世の中に蔓延したことがあったのよ。でさ、オレ等も誰かさんの尻馬に乗って「お役所は固い」だの「もっと日常にユーモアを」だの「ひらがなってかわいい」だの言ってたわけよ。その結果がこれかよ、って感じでさ。ものすごく罪悪感が今あるわけさ。

今振り返ると、だけどね。何でもっと日本の文化とか伝統とか考えなかったのだろう、と少し思うね。あと、硬軟の区別が付かない大人になってしまったことへの反省。儀式というものを軽んじてしまったことへの反省とかもある。

たとえば、これって自治体の名前だよ?別に固くていいでしょう。ってこと。あと、卒業式、開会式、結婚式とか、世の中にはいろんな式や儀式がある。それって気持ち上のけじめなんだよな。ちゃんとそこを通過しないから、いつまでもだらだら生きてしまうわけだよ。葬式なんかもそうだけど、式や儀式ってものは堅苦しくてしきたりや決まりもたくさんあって、しっかりやりとおすのは大変でしょ?その大変な作業をあえて行うことで、前後の気分を明確に分けてしまうという意味があるんだよな。その行事より前のことを忘れてしまう、というような効能だ。例えば葬式なら、式の大変さで悲しみを一時忘れさせるとか。

その80年代当時「軽チャー」とか言ってた人は、そもそもは古い時代を経験した人たちだからそういった伝統的なものも身体に染み込んだ上で、あえてそう言っていたと思う。しかし、それを受け売りしたオレ等は伝統なんてないからさ、そのまますっぽりただの軽い人間になってしまったんだと思う。若いときなんて馬鹿だからさ。まんま真に受けちゃったんだよね。

オヤジギャグが笑えないように、こういう受けを狙ったというか、少しでも軽い人に見られたい、みたいな発想ってのは、見ていて悲しくなると同時に「ああ、これはオレ等の世代が固くて重苦しいのは嫌だとか散々駄々をこねた結果なのだなあ…」とすごく反省したい気分になってしまうわけだね。

頭の良い人が馬鹿のフリをすることほど痛いことはない。これいつかメディア論で書こうと思ってたんだけど、頭の良い人は普通に頭が良い事やってて欲しいね。メインがしっかりしてこそサブの立つ瀬もあるわけで。
よろしくです>頭の良い人。

ということで、いま時代は昭和的なものが見直されたり、廃墟ブームだったりでディスカバリーな感じになってるけども、それすごく分かるわけです。元はオレ等やオレ等の上の世代が「くだらん」と捨ててきたものだもんな。ホント申し訳ないよ。


おまけ。
自治体もそうだけど、駅ビルの名前も何とかして欲しいぞ。
marcomusi at 11:22 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
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